シャドウバース 新パック考察18

どうもfioreです。

 

復讐ヴが勝てなくなってきて昆布に変えた途端にネフと超越に5連敗です。今の環境はアグロもコントロールもそれなりにいてデッキ選びが難しいです。

 

今回はヴァンプのレジェンドを含む5枚。また特殊な能力がヴァンプに追加されます。

 

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ヨルムンガンド

ヴァンパイア 6コスト レジェンド
進化前 攻撃力5 体力5
【ラストワード】このバトル中、自分のリーダーは、「自分のターン中、自分のリーダーがダメージを受けたとき、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ。」を持つ。

進化後 攻撃力7 体力7

 

AOEバーン能力をリーダーに付与できるフォロワー。ヴァンパイア2枚目のレジェンド。ヴァンプの比較的脆い6コストに期待の新人。自傷した際に、相手リーダーとフォロワーに1点ずつ与える能力をラスワでリーダーに付与出来る。重複について記載されていないのでカラボスと違い、重複しないものと思う。

自傷カードのデメリットを少しでも緩和する事が期待される。ウルフや一裂きを使い、顔を詰めたい場面で相手が展開していてもAOEにより、盤面を整えつつ顔を詰めることができる様になる。相手のリーダーにダメージも入るのでより押し込む形に。デモンストームを使えば相手側だけ4点のAOEになったり、鮮血の花園や蠢く死霊など細かい自傷でもその度発動なので大きなAOEとなる。この様に、コストが低く自傷がデメリットでしか無いカードの価値を上げ、たかが1コスト、2コストのカードが強力なカードになる。復習ヴなど自傷多めで戦うデッキには相性が良い。メアリーで自傷点を防ぐと多分発動しないので注意。

欠点はラスワであることと能力発動条件。全ラスワ共通の弱点、消滅。コストが低い故のスタッツなので傷ついたこのフォロワーは体力3以下消滅カードのカモになる。破砕で返せるコスト帯なのも厳しい。もう一つの弱点はラスワ発動後の能力。AOE自体は威力は低いものの決して弱くは無い。しかし、発動には自傷が欠かせなくなるのでどうしてもこちらのリーダーの体力減ってしまう。盤面を返すことに必死に自傷し続けると、相手の疾走やバーンで負け、なんていう事も無きにしも非ず。現カードプールで良く使われている自傷カードも限られているのでそこも問題となる。

2pickではあまり評価は出来ない。AOE自体はかなり強いのだがそれを発動させる為に自傷カードを取らなくてはいけない。それも1枚や2枚程度では期待値以下の働きしか見せず、多く採用する事に。それに合わせて2pickの環境上、回復カードがあまり取れないことから自分の首を絞めかねない。同じコスト、スタッツならドローが出来るファントムキャットがオススメ。

 

・星導の天球儀

ビショップ 1コスト ゴールド

【カウントダウン】3
【ファンファーレ】カウントダウンを持つアミュレットをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
【ラストワード】カードを1枚引く。

 

サーチとドローを確保出来る1コストアミュレット。ファンファーレでカウントダウン持ちのアミュレットをサーチし、ラスワで1枚ドローと1コストと思えない有能なカード。同じコストで似た様な効果の聖なる願いと実質ドロー枚数は同じ。こちらはセラフなど絶対に欲しいアミュレットを狙いつつ、ドローも補助出来るといった感じ。正直、セラフビショップ以外にも神魔や獣姫というどのデッキにも入れる事が出来る優れ物。

欠点という欠点はないと思われるが、強いて挙げるならば聖なる願いとの違いだろうか。天球儀はアミュレット確定+ランダム1ドロー、願いはランダム2ドロー。例えばテミスが欲しい場面で同じとはタイミングで破壊された場合、願いの方がチャンスが大きい様に感じる。デッキ圧縮枚数的には同じなのでそこまで変わらないと思うが。天球儀自体が天球儀を引っ張る事にもなるので何かを確定サーチという訳には出来ない。

2pickでは限られたドローソースであるが、カウントがあまり取れなかった場合に腐りやすい。決め手になるカウントダウンアミュレットが少ない事も痛い。あったら1コストから無駄なく動けてラッキー位に思える。

 

・天国への階段

ニュートラル 1コスト ゴールド
【カウントダウン】7
自分のフォロワーが破壊されるたびカウントダウンを1進める。
【ラストワード】次の自分のターン開始時、フォロワーをランダムに3枚、自分のデッキから手札に加える。
【ファンファーレ】【エンハンス】5 カウントダウンを7進める。

 

フォロワーサーチのカウントダウンが重いアミュレット。1コストフォロワー3枚サーチとコストで見るととんでもない性能。ただ、素でカウントダウン7とかなり重く、破壊されるのもかなり後半になる。エンハンスを使えばこの問題は解決される。10pp時に破壊される様に計算して置き、サタンを出しアポカリプスデッキに変えてしまうと、次のターン開始時に6枚しかないフォロワーの内3枚が手に入ってしまう算段になる。これにより、強力なスペルを引く確率を上げ、戦略に幅が出る。

ただ、エンハンスを使おうが、カウントを進めようがフォロワーが手に入るタイミングが次のよう自ターンとワンテンポ遅れる。破壊したからといってすぐどうにかなる訳では無いので、そのターンまでは繋がる様に動かないといけない。後半に引いてきても、エンハンスを使わないと中々破壊が難しい事も考えものだ。

2pickでは全クラス共通の1コスト最高クラスの動き。1コストはフォロワーを出すにもスペルを使うにしろあまり強い動きが無かったが、ニュートラルのこのカードのおかげで後半への布石に出来る。手札が無くなりがちな後半でのドローは相手との差を付けられる。ただ1ターン目の話でそれ以外に使うとそこまで。

 

・太陽の踊り手・ロレア

ウィッチ 4コスト シルバー
進化前 攻撃力3 体力4
【ファンファーレ】自分の場に「土の印・アミュレット」がないなら「土の魔片」1つを出す。
【エンハンス】:10 自分の他のフォロワーの攻撃力/体力を2倍にする。

進化後 攻撃力5 体力6

 

土の印供給可能でバフも備えるフォロワー。今となっては種類の増えた土の印だが、やはり引けない事はある。フォロワーを出しつつ、土の印を供給する事が出来るので予防線となりえる。どうしても土ウィッチは印と秘術で2枚揃えなければコンボを組めないのでデッキを組む際に印と秘術の割合を考えないといけない。炎熱やお菓子の家などダメージ系の印を空打ちや無意味にダメージを与えたりと無駄な場面もある。そういった無駄を減らし、フォロワーも残せるこのカードは後半でも腐りにくい。同じ4コストの錬金工房と比べても体力が1高い。エンハンス能力はパメラと同じでフォロワーのスタッツを2倍にするもの。こちらは印の消費がいらない。

しかし、能力上、既に印がある状態だと腐る。このフォロワー単体でどうにか出来る能力は無いので、あくまで印の補填要員としかなり得ない。ドワーフアルケミストと比べるとあちらの方が印を手札にストック可能なので使い勝手がいい。エンハンス能力もパメラと違い、10ppを使うので、同ターンに並べてバフなどは出来ない。盤面にフォロワーが残ってないと使えないので厳しいものがある。

2pickではフォロワーとして取れ、印も付いてくるのでウィッチの安定しないpickを助けてくれる。秘術は取れても印がなかなか取れない事は多々あるのでそういった面では助かる。

 

エストレアビースト

ドラゴン 3コスト ブロンズ
進化前 攻撃力2 体力3
相手の能力で選択されない。

進化後 攻撃力4 体力5

 

体力高めの選択不能フォロワー。ドラゴンには珍しく選択不能系。低コスト選択不能系だとビショップのマイニュやホワイトタイガーが浮かぶがどちらも体力が2。例として超越ウィッチを引き合いに出すが、スペルで処理出来ないとなると殴らないといけない。超越だとレヴィやゴーレムで取ってくるが、どちらも体力的に処理できてしまう。進化してもゴーレム等の進化で相打ちをとれ、4ターン目に以降まで残させては貰えない。そこでこのフォロワーの体力3が活きてくる。2ターン目にゴーレムを出されても取れず、選択も出来ない。進化もしてしまえばレヴィやゴーレム、マーリンでは取れずにまだ残る可能性を秘める。フェイスドラゴンの強化でもあり、ランプに入れても超越に少し強くなれるこのカードは優秀だと思います。

2pickではスペル処理し辛く、序盤に残りやすい。相手の2コストを上から取れるので、序盤の盤面整理に貢献する。

 

・まとめ

ヴァンプの最後のレジェンドが出ました。自傷発動能力なのでどうなるかまだ未知数 です。アグロに責められてると自傷が出来ないし、コントロール系にはそれほど自傷カード入らないしと専用構築が必要なのかと思います。

今弾はドロソの1コスアミュレットが多いですね。それぞれのクラスでドロソが安定してきますね。

個人的にエストレアビーストは強いと思います。ヴァンプにも選択不能系低コストフォロワーが欲しいと思う今日この頃です。相変わらず超越が苦手すぎる。