最近買った漫画の話@1 うらたろう

どうもfioreです。

先日、発売された中山敦支先生の「うらたろう」の3巻を買って読みました。

「うらたろう」を知らない方の為にあらすじを説明します。

時代背景は源平合戦で平氏が勝ったパラレルワールドの鎌倉時代の物語。

本作ヒロインの平氏の姫、平千代(たいらのちよ)は不治の病に侵されており余命はあと1年。生きる事を素晴らしい事と感じる彼女は不死を求め、伝説の不老不死の鬼人を探し求め旅をしている。

不死の鬼人、温羅太郎(うらたろう)と出会い不死にしてくれと頼むも自分は不死者だが他人を不死にする力は無いと一蹴されてしまう。

不死に嫌気が刺している温羅太郎は死を望んでいる。そこで千代は不死になる方法が見つかれば不死を打ち消す方法も見つかるはずと次なる目的地、この世とあの世の狭間と言われる黄泉比良坂への同行を求める。

そして千代は生きる為、温羅太郎は死ぬ為に黄泉比良坂を目指す旅に出る。

と言ったあらすじです。

私は去年読み終わった「ねじまきカギュー」から中山先生のファンです。

ケレン味の強い画風とコマ割り、迫力のある大ゴマの使い方など中山先生ならではの魅力にハマってしまいました。

カギューの時は王道少年漫画的な敵を倒したら新たな敵が現れると言ったバトル中心の恋愛劇でしたが、今作はどうなるでしょう。3巻から恋愛要素が多少現れてきたかなぁ？くらいの感じでした。この先どうやって中山先生お得意の『殺し愛』に持って行くかも気になります。

来月に4巻も出ると言う事なので早く読みたい限りです。読んだ事のない方は前作のねじまきカギューも含めとても面白いので読んで見て下さい。きっと中山作品にハマると思います。