シャドウバース 新パック考察13

 どうもfioreです。

 

今回はレジェンドを含む5枚の新カード。各リーダーのレジェンド、ゴールド枠もそれなりに出揃って来ました。

 

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・バルバロッサ

ロイヤル 5コスト レジェンド

指揮官
進化前 攻撃力5 体力4
【突進】
【ラストワード】次の自ターン開始時《バルバロッサ》1枚を手札に追加(相手の場のフォロワ2体以下ならそのコストを8にする。3体以上ならそのコストを2にする)

進化後 攻撃力7 体力6

 

突進リソースコスト変化持ちの指揮官フォロワー。高い攻撃力を持ち突進、ラスワで手札に戻るリソースが強み。しかも、相手が展開を次のターンまでにするとこのカードは2コストになる。逆に展開されなければコストが増える。中盤の除去としても悪く無い。手札が減らないのも魅力の一つ。8コストとして使うならあまり強く無いが、2コストとしては破格。

しかし、5コスト帯という大激戦区。他のフォロワーとの役割被りはないが、かなり厳しい。

2pickでは破格性能の除去として。pickにおいてリソースは相手との手札消費に有利を取れる。特にデメリットの無いと思われる。

 

・轟雷の悪魔

ヴァンパイア 5コスト ゴールド
進化前 攻撃力4 体力4
自分のターン終了時、【復讐】状態でないならお互いのリーダーに1ダメージ。
【復讐】状態なら相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ。

進化後 攻撃力6 体力6

 

復讐状態の有無で能力の変わる中堅フォロワー。復讐でなければお互いに1点、復讐なら相手にAOEの1点。最低限相手リーダーに1点は確定している。しかし、どちらもこれといって強い能力ではないのが残念。1点と低いダメージで倒せる相手は少ない。リーダーへのダメージも5コストあればもう少し稼げるとも思える。

2pickではどちらの能力にも打開力が低く、AOEとして期待は持てない。能力を考えないものとしてもスタッツは高くないので微妙。

 

・竜の峡谷

ドラゴン 7コスト シルバー
【カウントダウン】3
自分のターン終了時、ドラゴン1体を出す。

 

ドラゴンの自動供給を行うアミュレット。5のドラゴンをターン終了時に場に出す。時限性でタイミングの違う連なる咆哮のようなモノ。基本的な弱点は連なる咆哮と同じ。咆哮と違う点であり、弱点であるターン終了時というタイミング。このアミュレットを出したターンは相手フォロワーへ対処できず、ドラゴンが出て相手に回すことに。死神の手帳と同じく相手に処理されてしまう可能性はある。それでも毎ターン5/5はめんどくさいと思うが。

2pickでは咆哮と同じく置ければしばらくはかなりのアドバンテージとなりえる。如何に置ける状況を作るかが腕が問われるところ。

 

・マジックオウル

ウィッチ 2コスト ブロンズ
進化前 攻撃力2 体力2

進化後 攻撃力4 体力4
【進化時】2回スペルブーストする

 

スペクトラルウィザードの上位互換とも言えるフォロワー。スペクトラルウィザードと同じ能力を持ち、コストが1低く、進化時スタッツが高い。セルフ虹の輝きの対象にもなるしデメリットが少ない。

2pickでは標準的な2コストとして価値はある。進化時能力はオマケ。

 

・並び立つ墓

ネクロマンサー 2コスト ブロンズ
自分の場にフォロワーが出るたび、自分の墓場を+1する

 

出たフォロワーの倍墓地が貯まるようになるアミュレット。何かとネクロマンスが入り用なデッキにいれると出し得な場面が増えるだろう。スパルトイサージェントなら能力と本体で3も稼げることになる。骨の貴公子を他のフォロワーにかければ有り余る量の墓地が稼げるであろう。リーダー特性の幅が広がるだろう。単純にヘクターも使いやすくなるし、デスタイラントまで貯めることも今までより早くなる。墓地が貯まるのが早いならば冥府も可能だろう。

一番私的に注目したいのが、災厄の屍王との相性である。したいのが屍王は序盤に出せるながらにネクロマンスが6と重め。その重いネクロマンスを貯めやすくなることにより、運用しやすくなるだろう。現環境で屍王の運用を画策している私にとっては嬉しい1枚。

2pickでは意図せずネクロマンスを必要とするカードを取ってしまう事もある故にデッキの強さを発揮出来るようになるカード。テンポロスを恐れず、ネクロマンスで巻き返す動きを見せる事が大事。

 

・まとめ

バルバロッサのリソースがどこまで優位に進められるかが採用率に関わってくると思います。ロイヤルは進化権を残すカードが多くなって来ましたね。

個人的にはやはりしかし王に繋がる並び立つ墓は気になります。決して強くは無いカードですが普通に使えるのと無理して使えるのじゃ価値が違います。

ヴァンプのゴールドは残念です。

シャドウバース 新パック考察12

 前記事の続きです。

 

・呪われた忠誠

ネクロマンサー 3コスト シルバー

自分のフォロワー1体と相手のフォロワー1体を破壊する。(このカードは、自分の場と相手の場に選択できるカードがあるなら、プレイできる)

 

低コスト確定除去スペル。自身のフォロワーと相手のフォロワーを等価交換する。除去としてはコストが低く残ったppを他に回せる。デメリット効果もラスワ持ちと組み合わせて使えば感じない。不死者や従者を割っていこう。ただ相手の場に選択出来るフォロワーが居ないと発動できない為潜伏され続けられたりすると打てなくなってしまう。

2pickでは上手くラスワ持ちと組み合わせて使いたい。それ以外だとただ1:1を交換する為に2枚カードが無くなるのであまり良くない。

 

・天なる大河

ニュートラル 3コスト ブロンズ
【カウントダウン】1
自分のターン終了時、カードを1枚引く
【ファンファーレ】カードを1枚引く
【エンハンス】5;カウントダウンを3遅らせる

 

ドローに全振りしたアミュレット。ファンファーレで1枚、ターン終了時で1枚と最低でも2枚のドローが確定する。エンハンスを使うと3ターンの間ドローが増える。3コストでテンポロスを恐れないなら使える。ロイヤルやエルフの様に強力なドローソースが無いクラスには助かる。

2pickではもちろん手札が増えて有利になる事は間違いないのだが3ターン目や5ターン目に隙を見せる事で取り返しがつかなくなることも多々あるのでタイミングが大事。

 

・抜刀術

ロイヤル 5コスト ブロンズ

手札のロイヤル・フォロワー1枚を場に出す。それは【突進】と”自分のターン終了時、手札に戻る”を持つ

 

ターン終了時に戻るが手札のフォロワーを5コストで突進として出す事が出来るスペル。ロイヤルフォロワー限定だがコストを踏み倒して出してしまえる強さがある。やはり理想はレオニダスが破壊されて意思が残る事だろう。元々9コストと使いにくかったレオニダスを早めに出す手段が追加されただけでも助かる。必殺持ちの相手フォロワーに突進していけば破壊は簡単になり、その後の動きがとても強力な物になる。パーツが多いがウルズがあれば9ppでレオニダスウルズも可能となった。しかし、相手が必殺以外だとまずレオニダスは耐えるのでただの除去としての使用が多いだろう。除去メインと考えるならファングスレイヤーやアレキサンダーといった辺りとのコンボがかなり強力。アレキサンダーを使えばロイヤルに足らない擬似AOEとしての役割も持てる。

2pickでは上から取れるフォロワーがいるなら問題はないが相打ちなど手札を消費してまでする事では無いのは確か。手の内がバレてしまうのも嫌だ。

 

・竜の未来視

ドラゴン 2コスト ブロンズ
フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。

【エンハンス】:4 さらに、体力5以上のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える

 

サーチ効果のあるスペル。通常時に使えばランダムなフォロワーをサーチしてくるがエンハンスする事で体力が5以上と中型以上のフォロワーを確保出来る。エンハンス効果を使う事で水竜神やジェネドラ、イスラやゼウスなどドラゴンに欠かせない大型を引っ張ってこれる。逆にフォルテやウロボロスは対象にならないのでそれらが欲しい場合は伝令やドラゴサモナーを使うと良い。新しいレジェンドの原初の竜使いも対象になるのでそちらにも期待。

2pickではやる事が無い場合の保険。後半巻き返すつもりで使わないと序盤キツくなると思われる。

 

・まとめ

今回はスペルとアミュレットでした。ネクロの除去としてはネクロアサシンとの競合となる可能性ありますね。選択の有無が重要となります。

抜刀術もロマンが狙え、AOEも狙える夢がありますね。流石に5ターン目にレオニダスの意思を置かれると巻き返しはかなりキツくなりそうです。

竜の未来視はサーチ先を絞る事が重要となるでしょうね。水竜神がどうしても引っかかるので後半使う時にもやもやしそうです。地味にラハブも引っかかります。

シャドウバース 新パック考察11

どうもfioreです。

 

今回はウィッチのレジェンドが初公開。合計8枚が発表されたのでいつも通り前後半に分けます。

 

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・ギガントキマイラ

ウィッチ 9コスト レジェンド
進化前 攻撃力6 体力6
【スペルブースト】+1ダメージ
【ファンファーレ】相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに、3ダメージを割り振って与える(相手の場のもっとも古いフォロワーから順に、フォロワーの体力ぶん割り振ってダメージを与えていく。もっとも新しいフォロワーに与えたら、残りのダメージを相手のリーダーに与える)

進化後 攻撃力8 体力8

 

スペブのダメージをリーダーに飛ばせることの出来るフォロワー。3+スペブ数を相手の場の古いフォロワーから順に体力分のダメージを割り振りフォロワーが全ていなくなったら残りの分はリーダーに飛ぶ。擬似ファイアーチェインの様なものだろう。相手のフォロワーがいない状態なら17回スペブすることで3+17で20点なのOTKとなる。新カードのロキとのコンボが強力だと考えられる。単純計算でダメージ総数が×2になるので大きなダメージを狙える。

2pickではスペブを出来るなら盤面、リーダー共にダメージを狙えて強いがそう上手くもいかないものである。スペブしないで使う分には旨味がほぼ無い雑魚フォロワーとなるので注意。

 

・グレートタウラス

ビショップ 8コスト ゴールド
進化前 攻撃力5 体力3
【疾走】
【攻撃時】フォロワーへ攻撃したなら(ダメージを与え合う前に)、そのフォロワーに「このフォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。
進化後 攻撃力7 体力5

 

ビショップには珍しく攻撃的なフォロワー。体力は低いもののギルガメッシュと同じ攻撃力の疾走フォロワー。疾走なのでフィニッシャーとしても優秀だが、能力のおかげでフォロワーへの対応と可能となっている。相手フォロワーの体力が5以下なら一方的に、それ以上であれば体力10まで対応が出来る除去となる。疾走ビショのフィニッシャーとして採用してもいいかも。

2pickでは終盤の除去、フィニッシャーとして充分な性能を持っている。場合に応じて使い分けられるのはいい。

 

・ステンノ

ヴァンパイア 7コスト ゴールド
進化前 攻撃力3 体力6
自分の場に「毒蛇」が出るたび、ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージ。
【ファンファーレ】「毒蛇」を2体出す。
進化後 攻撃力5 体力8

 

毒蛇軸のバーンカード。ファンファーレで毒蛇を展開し、自身の能力で相手フォロワーにバーンダメージを飛ばす。とりあえずこのフォロワー単体でランダム2点×2の4点。出るたびなのでこのフォロワーが残れば砲台と化す。ただ、コストが重く、他の毒蛇の出す方法にも寄るがコンボで使うとなるとかなり終盤の方になる。

2pickではバーンと展開が出来るだけ優秀。高い体力も取りにくく魅力。コストの重さだけがネック。

 

・自然の教え手・アレア

エルフ 4コスト シルバー
進化前 攻撃力3 体力3
【ファンファーレ】スペル《蔦の魔弾》1枚を手札に加える(このフォロワーも含め自分の場のフォロワーが3体以上なら、そのコストを1にする)

進化後 攻撃力5 体力5

 

 3コストスペルを状況次第で1コストに変え、手札に手に入れられるフォロワー。蔦の魔弾は3コストでフォロワーに3点、2枚プレイ後にリーダーに2点というスペル。そのままだと使いにくかった蔦の魔弾が場にフォロワーが3体いると1コストになることでだいぶ使いやすい。条件がややめんどくさいがこのスペルが1コストになるとリノセウス打点上げに非常に貢献出来る。

2pickではダメージスペル無条件で手に入れられる事に加え、条件を満たせれば強いんじゃスペルになる。ただ、単体としての強さはない。

 

・まとめ

ギガントキマイラのバーンの強さが気になりますね。新たなウィッチのフィニッシャーとなり得るのか。ロキとのコンボにも注目。ビショのゴールドは攻めとしての強さはありますがギルガメとの兼ね合いでしょう。ヴァンプも毒蛇軸のカードの追加は嬉しいですが使い難さが目立ちます。単純に強い切り札がこないと組み難いですね。

シャドウバース 新パック考察10

どうもfioreです。

 

新パック考察もいよいよ10回目。ちゃくちゃくとカードが出揃っていきます。

 

今回はファミ通の生放送で発表された5枚のカードの考察。レアリティは一番高くてゴールドです。

 

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エウロペ

ウィッチ 3コスト ゴールド
進化前 攻撃力1 体力4
【ファンファーレ】【エンハンス】5:進化する。

進化後 攻撃力1 体力4
【疾走】
【必殺】
【守護】

 

小っちゃいゼウス。エンハンス以外の能力を持たず、進化後に全てを発揮する。進化後は、ゼウスと同じ能力を持つ。エンハンスで進化権切らずして進化する事が可能。単純な能力故に使いやすい。スタッツは進化しても変わらぬ為、ほぼ除去の為だけに犠牲になる事になるだろう。何もフォロワーがいない場面でもエンハンスで出しておけば疾走なので悪いことはない。ただ、どのウィッチに入るかは謎。エンハンスで使うとしても舞踏や氷獄など除去スペルが同じコストで使えるのでデッキタイプによって分かれるのであろうか。

2pickでは除去手段としては上等。ウィッチの中では使いやすい部類に入るカードだろう。

 

・竜を育む者・マチルダ

ドラゴン 2コスト ブロンズ
進化前 攻撃力1 体力1
【ファンファーレ】ファイアーリザード1枚を手札に加える

進化後 攻撃力3 体力3

 

手札を補充出来る低コストフォロワー。2コスト1/1と低いスタッツであるが、2コスト2/1、相手フォロワーに1ダメージのファイアーリザードを手札に加える。フェイスドラゴンに入るだろう低コスト帯のフォロワーになっている。今弾追加のレジェンドとの相性も良く、アグロ特有の手札切れを防ぐ手立てともなる。単体ではスタッツが低すぎるので使う場面を考えさせる。

2pickでは単体としての性能は悪いにせよ、手札を補充出来るのは嬉しい。生まれるフォロワー自体にもあまりパワーが無いので序盤用と言ったところ。

 

・ファングサーペント

ヴァンパイア 3コスト ブロンズ
進化前 攻撃力3 体力2
【守護】
【ラストワード】自分のリーダーを2回復
進化後 攻撃力5 体力4

 

守護と回復を持つ防御型フォロワー。3コスト並みのスタッツを持ち、ラスワで回復が出来る。特筆して取り上げる場所は無いがアグロに強くなる。コントロールヴァンプの守護役として入れておくとアグロへの対策はバッチリ。

2pickでも序盤に貰ったちょっとしたダメージを回復して相手フォロワーを取れるので損はない。

 

・悪魔の拳法家・ソーラ

ネクロマンサー 3コスト シルバー
進化前 攻撃力2 体力3

進化後 攻撃力4 体力5
【進化時】ランダムな相手のフォロワー2体にそれぞれ1ダメージ。

 

 進化時ランダムダメージを与えるフォロワー。進化時に1点を2体に飛ばす。このフォロワーの注意点は1点を2回ではない所。進化時ダメージを持つ4コストと同じスタッツになる所は評価出来る。期待値としては3処理になるがいかんせん1点じゃ相手フォロワーを処理できない。こうもりやスケルトンを散らすくらいには使えそうである。

2pickの進化時ダメージは貴重であるが、やはりダメージが少ない。

 

・神殿の狂鬼

ビショップ 5コスト シルバー
進化前 攻撃力4 体力3
このフォロワーへの2以下のダメージは0にする。
【攻撃時】+0/+1する。
進化後 攻撃力4 体力3
このフォロワーは、1ターンに2回攻撃できる。

 

ダメージ耐性と体力強化更に進化で2回攻撃可能になるフォロワー。低いダメージには滅法強く、フォロワー、スペル共に完全防御。攻撃時に体力が上がっていく能力を持つので低コストを並べるアグロ系を狩っていくだけで体力が増え続ける。進化すると2回攻撃となるが、スタッツが増えない。攻撃時4/4となるので攻撃力3にも1回だけ対応が出来る。

しかし、5コストと中盤にしか使えないことを考えると2点どころじゃ済まないので待っているのは確実な死。ダークジャンヌのAOEを無力化出来るくらいの使い道。

2pickではあと1コスト軽ければと悔やまれる。4コストとしての運用ならまだ盤面を取り返すのに貢献できたのだが残念。

 

・まとめ

今回はどれもやれることはあるけどぱっとしないカードばかり。この中ではマチルダが新カードとのシナジーがあるので気になるかなぁくらいで後は凄い強いとは思いません。エウロペも使えるデッキが作れれば強いんじゃない?くらい。決め手になるカードでは無い。

シャドウバース 新パック考察9

 どうもfioreです。

 

昨日1日でたくさんのリークがあり、とても大変な反面、新カード情報をしれてウキウキしています。

今回はレジェンドを含む、4枚となっています。

 

海外サイトの為、誤訳はご了承下さい。

 

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・ロキ

ニュートラル 8コスト レジェンド
進化前 攻撃力5 体力5
【ファンファーレ】自分のリーダーは「次に、自分のフォロワーがファンファーレ能力(対象を選択する能力を除く)を発動させる時、その能力をもう一度発動させる」を持つ。(この能力は重複しない)

進化後 攻撃力7 体力7

 

次に使用するファンファーレ能力を2回発動させる面白い新能力フォロワー。対象選択以外なのでセクシーヴァンパイアやウロボロスは能力対象外となります。まだそれ以外の詳細が謎に包まれている為、憶測を踏まえつつ考察していきます。

対象選択以外だとAOEや自身または全体バフ、リーダーバーンや回復、フォロワー展開などが該当するでしょう。手札を選択する場合もダメらしいです(サハ等)。それぞれを現状のカードプールのみで考えていきます。

まずAOE系。ダークジャンヌや血餓の女帝などが該当します。これらは単純に全体への打点の向上に繋がります。ロキを出して盤面を相手に取られた後の返しになります。これはあまり強くない。ランダムダメージも同様。問題は若レヴィやエンハンス。若レヴィはファンファーレで土の印があるとき全体3点とのことなので土の印が2個あればリーダーとフォロワーに6点飛ばせる事になります。盤面を返しながらリーダーにもダメージを飛飛ばせていい感じです。エンハンスはどう動くか全く分かりません。

次にバフ系。自バフならビューティ&ビーストの様な、全体バフでならセージコマンダーの様なフォロワーがいます。これは単純にスタッツの底上げになりそうですね。B&Bを例に取るならファンファーレ発動で+4/4され、進化で11/12の破壊耐性と化け物です。セージやアリスも全部+2/2するだけで強いです。ただロキを出した後にわざわざする事では無いのは確か。そんな悠長な事が許されるならロキはいりません。

次はリーダーバーンと回復。これはファントムキャットやイスラフィールの様なフォロワーを指します。大修道女や激震のオーガは選択なので対象外です。ファントムキャットの場合は4ドローで全部ニュートラルなら8点与えられます。イスラも同様に8回復してイスラが立つと言った感じ。形成逆転が狙えます。

最後にフォロワー展開。不死の大王や蠅の王辺りが該当します。コストと合計スタッツを大幅に踏み倒す事ができます。大王からワイトが4体。蠅の王からランダムで2体。と展開が優れる。盤面で圧倒するならこの使い方も。

総じて見てもこれだ!と言うコンボが見当たらないのも残念。新しい能力だけにまだ未知数です。

2pickでは上手く噛み合う能力を取れるとは限らず8コストとしては弱いので隙を作ってしまう。あまりオススメはしない。

 

・マジックハンター

ウィッチ 3コスト シルバー
進化前 攻撃力2 体力2
【ファンファーレ】自分の場にフォロワーがいなければ、突進と自分のターン終了時まで「ラストワード マジックハンター1枚を手札に加える」を持つ。

進化後 攻撃力4 体力4

 

 突進とリソースを兼ね備えたフォロワー。場にフォロワーがいなければppの続く限り突進し続ける。ウィッチには珍しく素で突進を持っていてスペブも土も必要のない完結したフォロワー。リソースも兼ね備えているが9pp払って6点が限度。墓地を貯める意味合いから冥府ウィッチの処理役として活躍出来るだろう。その他スペブウィッチや土ウィッチとはあまり噛み合わないのは一目瞭然。

 2pickにおけるリソースはかなり重要。3コストで2と打点は低いものの使い回しが出来る点は評価。pickで組みにくいスペブや土との相性も関係無しに入れられるのはいい。

 

・クラウンキング

ロイヤル 8コスト ブロンズ

指揮官
進化前 攻撃力7 体力7
【ファンファーレ】相手フォロワーすべてに1ダメージ。
【攻撃時】相手フォロワーすべてに1ダメージ。

進化後 攻撃力9 体力9

 

 AOEを持つ高コスト指揮官フォロワー。ロイヤルに足らないもの、それはAOEと回復。その片方を持つ大型フォロワーが登場しました。ファンファーレで1、そして攻撃時に1とコストの割に一見少なく思えます。しかし、指揮官なのでガウェインとのシナジーがあり、少し早めに出す事が可能です。スタッツも高く出せばそれなりの活躍は出来そうです。

しかし、やはりそれでも重く感じます。ファンファーレの1点では殆どのフォロワーは耐えてしまうでしょう。進化権を残し、そのターンに2点のAOEとして見るのならイスラフィールと同等に思えます。如何にガウェインでコストを下げれるかが重要そうです。貴公子スケルトンを倒すにはこれほどない逸材だと思いますよ。

 2pickでは貴重なAOE持ち。ブロンズという取りやすさから1枚くらいは入れておいても良さそうです。あとは同様に進化権を残す戦い方が大事になります。

 

・星空のエルフ

エルフ 3コスト ブロンズ
進化前 攻撃力2 体力2
【ファンファーレ】アミュレットをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。

進化後 攻撃力4 体力4

 

エルフ版プリズムプリースト。能力もスタッツも全く同じ。使い勝手も同じなので今更説明するほどのモノではありません。エルフで欲しいアミュレットはやはり冥府に落ち着いて来そうなので、いつでも冥府をサーチ出来るのは強みになるでしょう。荊の森などを積んでしまうとサーチ先がブレるので注意。

2pickでは欲しいアミュレットが少なくスタッツも低いのであまりオススメしない。入ってしまった場合は、デッキ圧縮だと思って使った方がいいでしょう。

 

・まとめ

ロキの新能力の考察で少し長くなってしまいました。たぶんこれから、上手い使い方が発見されていく事でしょう。この様な未知数の能力はワクワクしますね。私的にはセクシーが2回発動だったらクソ強かったなぁと残念です。

シャドウバース 新パック考察8

どうもfioreです。

 

今日はかなりの枚数のカードが判明したので順次考察していきます。投稿自体が遅くなることをご了承下さい。

 

今記事は5枚の新カード。

 

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麒麟

ニュートラル 5コスト ゴールド
進化前 攻撃力0 体力5
【守護】
自分のターン終了時+2/+0する。
【攻撃時】フォロワーへ攻撃したなら(ダメージを与え合う前に)、そのフォロワーに「このフォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。

進化後 攻撃力2 体力7

 

バーンと攻撃力上昇を持つ守護フォロワー。攻撃力は最低クラスだがターン毎に2上がる能力と攻撃時に攻撃力分を相手フォロワーに与える能力により強力なフォロワーになっている。

理想的な動きだが進化突進で能力でだけで相手フォロワーを倒し、4/7として無傷で残ることである。体力7は6コストでまともなスタッツを持っているフォロワーで上から取るか、必殺やスペルなどで破壊しなければいけない。残れば残るだけ強くなっていくフォロワーなのでかなり嫌らしい。アリスとのコンボで更に強力、堅牢なフォロワーに変貌を遂げる。

2pickでもその強さを遺憾無く発揮できる。守護持ちなので中〜終盤まで盤面に感謝出来るのもよし。

 

・エルフシンガー・ポルカ

エルフ 2コスト シルバー
進化前 攻撃力3 体力2
【ファンファーレ】自分のリーダーは「手札のフォロワーをプレイできない」を持つ。 この能力は、このフォロワーが場を離れるとき失われる。

進化後 攻撃力5 体力4

 

攻撃寄りのデメリット持ち低コストフォロワー。このフォロワーが場にいる限りは他のフォロワーをプレイが出来なくなる。トーヴの反省を生かして2コストで取れる範囲の体力。高めの攻撃力から採用されるならアグロエルフに入るだろう。フォロワー以外のスペルやアミュレットはプレイ出来るのでセルウィンの号令との相性が良く、疾走を出しても一気に5点削る事も。しかし、デメリット面がやはり大きくあまり使いやすくはない。

2pickでも3コストを取れる攻撃力は魅力だかデメリットが大きく、思った動きを自分で阻害することになるかも知れないので注意が必要。

 

クーフーリン

ロイヤル 2コスト シルバー
進化前 攻撃力2 体力1
【突進】
【ファンファーレ】【エンハンス】6:ターン終了まで、【必殺】を持つ。ターン終了まで、このフォロワーへのダメージは0になる。

進化後 攻撃力4 体力3

 

 突進かつ必殺ダメージ耐性と優秀な低コストフォロワー。2コストのフォロワーとしては体力1と心許ない部類に入るが主に突進フォロワーとして使うのであまり関係ない。エンハンスを使うと必殺が付き尚且つ、相手が必殺とかでない限りは一方的に取って場に残る。これは相手からするとすごい鬱陶しい。

似たよう様なフォロワーに3コストのモモがいるが使い方が変わる。モモは相手が攻撃力5以上で場には残らないがこのフォロワーの半分のコストで除去が行える。余ったコストを別の事に回す事も出来るので好みの方を選んでも良い。

2pickでは2コスト突進としては序盤から、エンハンス能力で中〜終盤まで隙がなく使えるので強い。除去手段の少ないロイヤルとしては貴重な枠となる。

 

ミスティアトロジスト

ウィッチ 6コスト ブロンズ
進化前 攻撃力5 体力6
【ファンファーレ】自分の場に他のフォロワーがいるなら、【土の秘術】自分の他のフォロワー1体は+1/+1されて、【守護】を持つ。

進化後 攻撃力7 体力8

 

ウィッチ盤面にセージコマンダー。味方へのバフと守護付与を行い、盤面を硬く、より強いものへと変えることが出来る。禁忌などから出てくるゾンビを強化して守護も付けられれば盤面的に見るとかなり強くなる。横に並べる土が主流となれば強いフォロワーだと言える。他にフォロワーがいなければ無駄に土の印を消費しない点は評価する。

土ウィッチの6コストはAOEや除去など割と激戦区になっているのでこのフォロワーを採用されるかは怪しい。土の主戦力であるガーディアンゴーレムには元々守護持ち付いているのも残念。

2pickでもこの能力を活かせる盤面を作ることが難しく、使い勝手は悪いだろう。上手く使えるならば守護に守られたこのフォロワーが大きな打点となる。

 

・鱗の狂戦士

ドラゴン 6コスト ブロンズ
進化前 攻撃力4 体力5
【必殺】

進化後 攻撃力6 体力7
【必殺】

 

必殺!だけ。単純明解なフォロワー。

今更追加する必要があるのか疑問が残るスタッツ、能力共に秀でたものも無く何の印象も受けない。今弾最弱まである。使い道もコンボも謎に包まれたある意味期待値が高い。

2pickでも同上。6コストと大事な場面で大した影響を与えない。まだ同じコスト、レアリティのアイランドホエールの方がスタッツ的に特徴がある分、いいと言える。

 

 ・まとめ

麒麟は中々強そうですね。現段階でもニュートラルが暴れている状況に強ニュートラルが来ると心配になります。コントロール脳の私としてはクーフーリンの使いやすさが目につきます。もうバハメンコとか言ってられないかも知れませんね。ドラゴンの変なやつに関してはコメント無し。

シャドウバース 新パック考察7 修正

 どうもfioreです。

 

最近は復讐ヴを使ってmpを盛ってますがグラマスは遠いですね。モチベーションが中々続きません。

 

 

それでは考察して始めて行きます。

 

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・原初の竜使い

 ドラゴン 3コスト レジェンド
進化前 攻撃力1 体力5
【覚醒】状態なら、このフォロワーは攻撃されない。
【覚醒】状態なら、自分の場に元のコスト3以下の他のドラゴン・フォロワーが出るたび、ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージと相手のリーダーに1ダメージ。
進化後 攻撃力3 体力7

 

フェイスドラゴン待望の低コストレジェンド。バーンに優れた能力で攻撃耐性を持つ。

スタッツ面から特徴があり、攻撃力が1と低い代わりに、3コストの中では最高クラスの体力を持つ。体力5はスペルのみだけで取りにくく、3ターン目出された場合、3コストスペルで返せるクラスはかなり限られる。ちゃんと前に2コストフォロワーを出していればそれほど難しく無いが序盤をスペルで凌ぐコントロール系は辛い。アグロにおいても後述の能力を考えると放って置けないのも嫌らしい。

能力面では二つあるがどちらも覚醒後にのみ発動される。一つ目は攻撃耐性を持ち。戦闘の対象にはならない。先程言った通り、低コスダメージスペルでは取りにくい。攻撃も出来ないので鬱陶しく盤面に残る。そしてメインの二つ目、敵フォロワーとリーダーへのバーン能力。フェイスドラゴンには低コストフォロワーを多く採用されるので他のカードとのシナジーが期待できる。アクアネレイドに至っては3コストで2体出るのでフォロワーに合計4点、リーダーに2点のお得仕様。相手が守護を出そうがフォロワーを並べるだけでコンスタントにダメージを稼ぎ守護を突破しながらリーダーに蓄積ダメージを稼げる。

竜呼びの笛とのシナジーが期待される。突進、中スタッツのヘルフレイムドラゴンを出しつつ、相手フォロワーへ対応しながら打点を稼ぐことで長期的なプランもある。

欠点という欠点は無さそうだが、やはり覚醒後まで能力を使えないのは痛い。序盤から攻めて行き、フォルテをぶん投げていればその頃には終わっているまである。竜呼びを使うにしてもこのカードもヘルフレイムドラゴンになってしまうコストなので気をつけないといけない。

2pickでは覚醒後に出して上手く能力を使っていけるならば盤面を返せるかも?基本3コストとして使うにはパワーが物足りないので難しくはなる。pickではたまに低コストばかり取れてしまったりすることもあるので、まぁ腐らないかも。

 

・ギガース

ニュートラル 7コスト シルバー
進化前 攻撃力7 体力5

【交戦時】相手のターン終了時まで、このフォロワーへの4以上のダメージは3になる。
進化後 攻撃力9 体力7

 

交戦時に大ダメージ耐性を次ターンまで持つ大型フォロワー。簡単に言えば交戦する事でデュランダルの効果を受けられる。戦闘やスペル、能力如何なるダメージを3に抑えられる。進化後の体力を考えたら最低でも3回ダメージを与えないと倒せない。ただこれはダメージでのみの話。

上記の通りダメージに対してはそれなりに強い。しかし、その他耐性を持たぬ事から弱点だらけである。いくらダメージを抑えたところで破壊、消滅耐性を持たないので除去スペル、必殺で簡単に破壊出来る。大ダメージ耐性なので森の意思など細かいダメージを与えるカードにも無力。構築戦では使い難いだろう。使うとしてもゾディアックデーモンの打点の高い弾としてくらいしか思いつかない。

2pickでは後半のフォロワーとしてはとても強い。除去の取れなかったデッキやダメージ破壊主体のカードにはぶっ刺さる。頑丈さとパワーでフィニッシャーとしてのポテンシャルはある。

 

・アイギーナ

ビショップ 3コスト シルバー
進化前 攻撃力3 体力2

【ファンファーレ】自分のリーダーへのすべてのダメージを-3する。この能力は、このフォロワーが場を離れるとき失われる。

進化後 攻撃力5 体力4

 

リーダーへのダメージを減らす防御型フォロワー。ノイシュとは違ってこちらは3ダメージ以下を0にする事が出来る。ノイシュは大ダメージに強く、こちらは細かいダメージに強いと言った所感。対アグロとしては悪く無い。一裂きやデモストは完全防御である。また若レヴィやイスラのリーダー巻き込みの打点も0に出来る。

同じコスト、スタッツに守護&選択不能のホワイトタイガーが競合となる。こちらのスペルへの耐性を考えると選択不能の守護に軍配が挙がるか。

2pickでは体力低さから2コストに有利トレードを許すこと以外は普通の3コスト。リーサルをずらすことが出来るかも。

 

・暴威のゴーレム

ウィッチ 5コスト ゴールド
進化前 攻撃力2 体力3

【進化前】自分のターン終了時、ランダムな相手フォロワーに1ダメージをX回(最大10回)与える。 Xはこのフォロワーの攻撃力に等しい。【土の秘術】+1/+2する。
進化後 攻撃力3 体力4

 

ギャンブル要素のあるダメージをばら撒くフォロワー。5コスト2/3とかなりスタッツは低めに設定されている。攻撃力分、フォロワーに対して森の意思の様なダメージを与える。土の秘術を使い、進化しても単体では4点まで出し、バーンとしてはそこそこ。分散する事で倒しきれないことはありそう。能力で処理したとしても低めのスタッツから返しの進化で簡単に取られてしまうのが悲しい。潜伏、選択不能フォロワーにも当たるのでちょっとしたAOEとした使い方もある出来る。

2pickでは能力自体は強い。秘術ありで進化しても4/5とかなり弱く、能力云々言う前に相打ちになりそうな勢いである。潜伏を狩るにはいいかも。

 

・まとめ

これでドラゴンのレジェンドは出揃いましたね。今までのランプドラゴン強化の流れとは打って変わって早めのドラゴンが強化されましたね。他の三枚はそれぞれ強みはあるんだろうけど使いにくそうと感じました。今の所、環境を支配する頭の悪そうなカードは無さそうです。